windy noon

AT&T Pebble Beach Pro-Am
http://www.pgatour.com/tournaments/at-t-pebble-beach-national-pro-am.html
http://www.attpbgolf.com/
Pebble Beach Golf Links, Pebble Beach, CA
http://www.pebblebeach.com/golf/pebble-beach-golf-links
Spyglass Hill GC
http://www.pebblebeach.com/golf/spyglass-hill-golf-course
Monterey Peninsula CC
http://www.mpccpb.org/Default.aspx

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PGAツアーに1年に2回あるプロアマ大会のうちの1つ、AT&Tペブルビーチプロアマです。
開催コースはホストコースとなるぺブルビーチゴルフリンクスの他に、予選ラウンドではスパイグラスヒルGCとモントレーペニンシュラCCの計3コースを使用します。
ぺブルビーチゴルフリンクスは6,816yds(Par72)、スパイグラスヒルGCは6,858yds(Par72)、モントレーペニンシュラCCは6,838yds(Par71)のセッティングになります。

Pebble Beach Golf Links

HOLE	1	2	3	4	5	6	7	8	9	OUT
PAR	4	5	4	4	3	5	3	4	4	36
YARDS	381	502	390	331	188	513	106	418	466	3295
HOLE	10	11	12	13	14	15	16	17	18	IN	TOTAL
PAR	4	4	3	4	5	4	4	3	5	36	72
YARDS	446	380	202	399	573	397	403	178	543	3521	6816

Spyglass Hill GC

HOLE	1	2	3	4	5	6	7	8	9	OUT
PAR	5	4	3	4	3	4	5	4	4	36
YARDS	595	349	152	370	183	416	529	399	431	3424
HOLE	10	11	12	13	14	15	16	17	18	IN	TOTAL
PAR	4	5	3	4	5	3	4	4	4	36	72
YARDS	407	528	178	441	560	125	462	325	408	3434	6858

Monterey Peninsula CC

HOLE	1	2	3	4	5	6	7	8	9	OUT
PAR	4	4	3	4	4	5	3	4	3	34
YARDS	454	391	155	401	349	548	226	454	224	3202
HOLE	10	11	12	13	14	15	16	17	18	IN	TOTAL
PAR	5	3	5	4	3	4	5	4	4	36	71
YARDS	544	176	599	401	190	415	500	430	381	3636	6838

フルフィールドは156名になります。
キャリアビルダーチャレンジと同様、予選は3日間で行われ、アマチュアの方とペアになりそれぞれ3コースを回る形になります。
抜群の景観でとても人気のあるぺブルビーチゴルフリンクスで、スピース、デイ、バッバ、DJなどの有力選手も参加する大会になっています。

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今大会のStrength of Field及びWinner's Pointです。

World Rating		346
Home Rating		39
Total Rating		385
Winner's Point		54

先週とほぼ同じぐらいのSOFです。

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PGA公式サイトのフィールドリスト
http://www.pgatour.com/tournaments/at-t-pebble-beach-national-pro-am/field.html
大会公式サイトのフィールドリスト
http://www.attpbgolf.com/players/

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Inside the Field: AT&T Pebble Beach Pro-Am
http://www.pgatour.com/inside-the-field/2016/02/09/att-pebble-beach-pro-am.html
※PGAのシードカテゴリー別出場者一覧です。

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1日目のリーダーボード（10位以内）です。
※コースはそれぞれ「PB」がぺブルビーチ、「SH」がスパイグラス・ヒル、「MP」がモントレーペニンシュラです。

POS	PLAYER	COURSE	TO PAR	R1
1	Chez Reavie	MP	-8	63
T2	Freddie Jacobson	PB	-7	65
T2	Cameron Smith	MP	-7	64
T2	Bronson Burgoon	MP	-7	64
T5	Justin Rose	SH	-6	66
T5	Dawie van der Walt	PB	-6	66
T5	Roberto Castro	PB	-6	66
T5	Ricky Barnes	MP	-6	65
T5	Shane Bertsch	PB	-6	66
T5	J.B. Holmes	SH	-6	66
T5	Spencer Levin	PB	-6	66

トップはモントレーペニンシュラを63で回ったチェズ・リービーです。上位も3コースの中では1番簡単と言われているモントレーペニンシュラを回った選手が多いですね。その中でぺブルビーチを65で回ったヤコブソンはすごい……。
ビッグ3のスピースとデイはともにスパイグラスヒルで-1の初日になりました。スパイグラスヒルでアンダーなので良く悪くもないと言う感じだと思うのですが順位的には65位タイとやや出遅れという感じになっています。

AVERAGE	R1
TOTAL	71.09
Pebble Beach	72.06
TEE #1	71.46
TEE #10	72.65
EARLY	72.21
LATE	71.88
Spyglass Hill	71.88
TEE #1	71.73
TEE #10	72.04
EARLY	71.32
LATE	72.54
Monterey Peninsula	69.33
TEE #1	69.77
TEE #10	68.88
EARLY	69.39
LATE	69.25

スパイグラスヒルが3コースの中では一番難しいとされていますが、初日だけの結果で見るとぺブルビーチが一番平均スコアが悪くなっています。モントレーペニンシュラでスコアを伸ばし、他2コースでどれだけ耐えるかという展開になりそうですね。

POS	PLAYER	COURSE	TO PAR	R1
T12	Hiroshi Iwata	MP	-5	66

日本人選手一覧です。石川遼は腰と股関節の痛みで出場回避になり岩田選手のみ参戦です。
スコアを伸ばさなければいけないモントレーペニンシュラでしっかりとスコアを出して12位タイのなかなかいいスタートを切れました。明日からは難しいコースを回りますので（2日目ぺブルビーチ、3日目スパイグラスヒル）そこでスコアを落とさないようにしてほしいですね。できれば上位で予選通過してほしいです。

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2日目のリーダーボード（10位以内）です。

POS	PLAYER	COURSE	TO PAR	R1	R2	TOTAL
T1	Sung Kang	MP	-11	72	60	132
T1	Hiroshi Iwata	PB	-11	66	66	132
T3	Phil Mickelson	MP	-10	68	65	133
T3	Freddie Jacobson	SH	-10	65	69	134
T3	Chez Reavie	PB	-10	63	70	133
6	Justin Rose	MP	-9	66	68	134
T7	Roberto Castro	SH	-8	66	70	136
T7	Mark Hubbard	SH	-8	70	66	136
T7	Ricky Barnes	PB	-8	65	70	135
T10	Jonas Blixt	PB	-7	67	69	136
T10	Ryan Ruffels	SH	-7	67	70	137
T10	Jim Herman	PB	-7	69	67	136

寛さんがぺブルビーチを66（-6）でまわり首位タイに浮上！　モントレーペニンシュラのコースレコードを更新したカン・スンホンと並んでいます。今日はとにかくパットが神がかっていました。OUT30とか本当に爆発力ありますね！　明日は難しいと言われているスパイグラスヒルですので、まずはしっかり耐えるゴルフをして上位のまま予選通過をしてほしいですね。
上位陣では年が明けてからいいラウンドの続いているフィルやローズといったところが注目ですかね。10位以内にはいませんが13位タイにあがってきたデイも気になります。あと、プロ2戦目のライアン・ラッフルズもいい位置にいますねー。スピースは36位タイですが気がついたら上位にいるということもよくあるのでまだまだ分からないです。

AVERAGE	R1	R2
TOTAL	71.09	72.19
Pebble Beach	72.06	73.00
TEE #1	71.46	72.35
TEE #10	72.65	73.65
EARLY	72.21	73.04
LATE	71.88	72.96
Spyglass Hill	71.88	72.79
TEE #1	71.73	72.92
TEE #10	72.04	72.65
EARLY	71.32	72.86
LATE	72.54	72.71
Monterey Peninsula	69.33	70.79
TEE #1	69.77	71.15
TEE #10	68.88	70.42
EARLY	69.39	70.36
LATE	69.25	71.29

2日目は初日に比べてどのコースも平均スコアが下がっていますね。勿論同じ選手が回っているわけではないので単純に今日のほうが難易度が高かったわけではないと思いますが。ぺブルビーチは今日+1.00だったわけですが、その中で寛さん-6で回ってきたのは本当に素晴らしいと思います。

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3日目のリーダーボード（10位以内）です。

POS	PLAYER	COURSE	TO PAR	R1	R2	R3	TOTAL
1	Phil Mickelson	PB	-16	68	65	66	199
2	Hiroshi Iwata	SH	-14	66	66	69	201
T3	Freddie Jacobson	MP	-13	65	69	68	202
T3	Sung Kang	PB	-13	72	60	70	202
T5	Roberto Castro	MP	-12	66	70	67	203
T5	Jonas Blixt	SH	-12	67	69	67	203
7	Chez Reavie	SH	-11	63	70	71	204
T8	Jason Day	PB	-10	71	66	68	205
T8	Matt Jones	MP	-10	68	70	67	205
T8	Vaughn Taylor	MP	-10	70	68	67	205

この大会4回優勝、抜群の相性を誇るフィル・ミケルソンが単独トップに浮上。岩田選手は2打差の単独2になりました。明日はフィルとの最終組になります。2週連続で日本人選手が最終組で回るとかとても嬉しいですね～！　東北福祉大旋風に期待します！
最終日は54位タイまでの69人と、アマチュア25人（+チーム戦のみに残るプロ）のラウンドになります。また、70位タイの選手は最終日プレーできませんがMDF扱いとなり、FedexcupPoint（0.90ポイント）と賞金は手に入ります。

AVERAGE	R1	R2	R3	TOTAL
TOTAL	71.09	72.19	72.58	71.95
Pebble Beach	72.06	73.00	72.90	72.65
TEE #1	71.46	72.35	72.54	72.12
TEE #10	72.65	73.65	73.27	73.19
EARLY	72.21	73.04	73.04	72.76
LATE	71.88	72.96	72.75	72.53
Spyglass Hill	71.88	72.79	72.85	72.51
TEE #1	71.73	72.92	73.08	72.58
TEE #10	72.04	72.65	72.62	72.44
EARLY	71.32	72.86	72.57	72.25
LATE	72.54	72.71	73.17	72.81
Monterey Peninsula	69.33	70.79	71.98	70.70
TEE #1	69.77	71.15	71.50	70.81
TEE #10	68.88	70.42	72.46	70.59
EARLY	69.39	70.36	72.11	70.62
LATE	69.25	71.29	71.83	70.79

平均スコアを見ると今年は3日間通じてぺブルビーチが一番難しかったようです。ですがスパイグラスヒルとの差はあまりなかったので、モントレーペニンシュラで伸ばして残りで耐えるという図式は変わりなかったみたいですね。
今日はモントレーペニンシュラも平均スコアがパー（71）に対してプラスの値となっているので、3日目に回った選手は少し不利な状況だったようです。

	R1	R2	R3	TOTAL
PB > SH > MP	72.06	72.79	71.98	72.28
SH > MP > PB	71.88	70.79	72.90	71.86
MP > PB > SH	69.33	73.00	72.85	71.72

3日間それぞれ回った順番での平均スコアになります。これを見るとぺブルビーチから回り始めた組は他のところからはじめた組に比べて+0.4～0.5打ほど不利となっていたようですね。ピンポジションなどは変更がないのですが天候の変化があるのでどうしても有利不利は出てしまいます。寛さんは平均スコアが一番いいモントレーペニンシュラからの組なので、まずそこで少し恵まれていたのかなと思ったりします。


折角？　なので簡単なシミュレーションをしてみました。
まずはWGR。今回SOF387で優勝時の獲得ポイントは54.00です。

順位		獲得ポイント	予測平均ポイント
優勝		54.00	2.3129
2位		32.40	1,8976
10位		7.56	1.4199

優勝した場合、51位前後までランキングが上がる計算になります。単独2位の場合は70～75位付近でしょうか。単独2位では現在WGR日本人2位の片山晋呉を抜くことはできませんが、かなり近づくことは可能です。日本ツアーは4月まで試合が無いので、PGAで試合に出られる寛さんのほうが断然有利になります。

続いてカテゴリー26のリシャッフルランキング。
寛さん以外が3日目終了時の順位がそのまま最終日の順位になったと仮定して（面倒なのでｗ）、寛さん以外のぺブルビーチ終了時の獲得ポイント順（20位まで）。
勿論優勝すればカテゴリー26からカテゴリー10になるのでリランキングも何もないんですがｗ

1	Si Woo Kim	438.500
2	Jamie Lovemark	354.889
3	Andrew Loupe	294.821
4	Tyrone Van Aswegen	275.590
5	Roberto Castro	267.000
6	Mark Hubbard	259.210
7	Brett Stegmaier	249.212
8	Lucas Glover	238.056
9	Harold Varner III	229.133
10	Ricky Barnes	217.750
11	Kyle Stanley	206.633
12	Sung Kang	196.340
13	Derek Fathauer	193.040
14	Michael Kim	157.500
15	Anirban Lahiri	155.500
16	Tyler Aldridge	149.833
17	Bronson Burgoon	144.620
18	Michael Thompson	139.110
19	Dawie van der Walt	133.250
20	Luke List	115.167

現在寛さんは80.420ポイントを獲得しています。
今回単独2位になった場合、300ポイントを獲得するので、380.420ポイントとなり、キム・シウに次ぐ2位の位置に上がることになります。この場合、次週ノーザントラストでポイントが稼げなかったとして、他の選手が単独5位（110ポイント）になったとしても、寛さんを抜くことができるのはジェイミー・ラブマークとアンドリュー・ループの2人だけです。それ以上の成績で終わる選手がいたとしてもその選手に抜かされるぐらいで大きくリランキングの順位を落とすことはなくなります。リランキング10位以内であれば特殊な出場資格が必要な大会以外はほぼ出られるようになるのでかなり今後のスケジューリングも楽になると思います。
また、380.420ポイントですとFedexCupランキングも23位ぐらいまで上昇します。この場合、近いところですとアーノルドパーマーインビテーショナルにほぼ出場できると思われます（昨年の出場資格に今年度Fedexcupランク70位以内というカテゴリーがあり、今年もそのカテゴリーがあると思われるので）。出場選手のランク的にSOFが高くなるため、そこで好成績を残せばWGRが更に上がります。
単独5位（110ポイント）ですと190.420ポイントで14位、単独10位（75ポイント）ですと155.420ポイントで16位となります（実際には単独順位で終わることはまれなので、更に獲得ポイントは下がります）。この場合は次週のノーザントラストでの積み上げも必要になってきますが、ノーザントラストで成績を残せば更にランクを上昇させることも可能ですので、最低限次週の出場権を確保できる10位以内でフィニッシュして欲しいと思います。

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最終日のリーダーボード（10位以内）です。

POS	PLAYER	TO PAR	R1	R2	R3	R4	TOTAL
1	Vaughn Taylor	-17	70	68	67	65	270
2	Phil Mickelson	-16	68	65	66	72	271
3	Jonas Blixt	-15	67	69	67	69	272
T4	Freddie Jacobson	-14	65	69	68	71	273
T4	Hiroshi Iwata	-14	66	66	69	72	273
T6	Patrick Reed	-12	72	65	73	65	275
T6	Justin Rose	-12	66	68	72	69	275
T8	Brooks Koepka	-10	68	70	69	70	277
T8	Bill Haas	-10	69	68	69	71	277
T8	Roberto Castro	-10	66	70	67	74	277

3日目6打差の8位タイにいたボーン・テイラーが逆転勝利。なんと11年ぶりの勝利とのこと。おめでとうございます！　この試合も過去チャンピオン枠というカテゴリー32の優先順位での出場で、カテゴリー32の選手というのはPGAのトーナメントは年に数試合しか出場できることがないため（大体裏開催のみというイメージ）本当に少ないチャンスをものにしたという感じで感動してしまいました。
寛さんは最後まで優勝争いの中で戦っていたものの最終的には4位タイフィニッシュになりました。優勝できなかったのは少し残念ではありますが来週ノーザントラストの出場権も獲得し、ノーザントラスト後のリシャッフルに関してもだいぶランキングあげることができたため、今後のためにはかなり収穫の多い試合となりました。

AVERAGE	R4
TOTAL	72.14
TEE #1	71.82
TEE #10	72.44
EARLY	71.95
LATE	72.38

最終日も平均スコアが72台になり、結果的に4日間ともにオーバーパーペースとなりました。距離が短くてもコンディション次第でやはり難しくなるものですね……。

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