エントリー

2016年01月07日の記事は以下のとおりです。

【INTERVIEW】Sports Graphic Number 893:挑戦者たち。 ~2016年の16人~

米ツアー3季目、そして五輪へ「今は霧です。でも夜の霧じゃない」
Sports Graphic Number 893号(2016/01/07発売 / 590円 / 文芸春秋)
https://number.bunshun.jp/articles/-/824818

Numberの新年1発目の今年注目するアスリート16名の中の1人としてインタビューが載っています。
インタビュアーが船越園子ということもあって、ゴルフの技術的な話はほぼなく、金銭欲の話などちょっと俗っぽい話も。松山くんはなんとなくなんですけど、話す相手によって話の内容を合わせてくるというか、ゴルフに詳しい人であればゴルフの話をするし、ゴシップ的な人であればそういう話をする印象があり、今回のインタビューは後者かなとw
松山くんは物欲がないと本人も認めていますし、お金を稼いで何かを買うみたいな話はあまり聞かないですよね。でも”プロとしてお金を稼ぐ”というのは時折見かけます。それはやはりプロゴルファーである以上は”賞金で生活をしていく”という意思の表れなのかなと思います。本当にただ単にお金がほしいのであればスポンサーだってもっと増やせるはずなのにそういうことはせず最低限に抑えていますし(本当にゴルフに必要なところしか契約してないですよね)、インタビュー内で書かれている金銭欲というのとはちょっと違うのかなと思ったりしますね。

パターに関しては苦手ではなくて入ってないだけ、っていうのがなんとも松山くんらしいですねw アメリカのグリーンは日本のグリーンに比べて荒れていることも多いですし、芝もバミューダだったりベントだったり更にはポアナが混じっていたりと様々ですから日本のグリーンで育った松山くんはアメリカやヨーロッパの選手に比べて経験という意味で少しハンデをおっているでしょうし、まだPGAツアーフル参戦3年目はじまったばかりですからこれからもっと慣れていけばよくなってくるのかなと思っています。また、ショットに関しては松山くんが言っている通りPGAやヨーロピアンツアーはショット力勝負という感じですよね。日本のコースみたいにセカンドがほぼウェッジなんてことはなくて、パー4でもセカンドミドルアイアンだったり下手したらロングアイアン持たされたりするわけで、そういうところではやはりアイアンの精度が必要となってきますし、そこがどうにもならないと戦う土俵に上がることすらできないわけで。

フィジカルもメンタルもまだいろいろ手探りなんでしょうね。プロになってまだ4年目ですし、専属のコーチもつけずにチームの中で試行錯誤しながらですから、たくさん悩むこともあるでしょうし、短期的に見たら停滞しているように見える時期もくるかもしれませんが、ただ他人に頼って鵜呑みにするよりずっと身につくでしょうから、まだ若いですし自分にとっていい状態を探していくのも大事だと思います。その過程の中で2勝目が早めにきたら嬉しいですね!

【ワールドカップオブゴルフ 2016】ワールドカップオブゴルフ:開催概要

ゴルフワールドカップについてのニュースです。2013年以来3年ぶりの開催ですね。
日程・開催地・フォーマット等について発表されています。

Kingston Heath to host World Cup in 2016 return
(PGA TOUR・2016/01/06)

(日本語記事)
五輪と棲み分け 2016年「ワールドカップ」は団体戦に
(GDO・2016/01/07 11:20)
16年ゴルフW杯は再びメルボルン開催、旧フォーマットが復活
(AFP BB News・2016/01/07 16:28)

■ 開催概要

●日程:2016/11/24-11/27
※日本ツアーではカシオワールドオープンの週に当たります。ダンロップフェニックスの翌週ですね。
 PGAは2017年シーズンにあたるためスケジュールは未発表ですが、
 マヤコバが11/10-13、RSMクラシックが11/17-20ですので、
 オープンウィークではないかと思われます。
 ヨーロピアンツアーもDP WORLD ツアーチャンピオンシップドバイが11/17-20ですので、
 該当週は2017年シーズンとなるかもしれませんが、オープンウィークになりそうな気がします。

●開催地:キングストン・ヒース・ゴルフグラブ(Kingston Heath Golf Club)
     メルボルン(オーストラリア)
※前回大会に続いてのメルボルンでの開催です(前回はロイヤルメルボルンGC)。

●フォーマット:各国2名×28カ国の団体戦
 1日目・3日目:フォアサム(1つのボールを交互に打つ)
 2日目・4日目:フォアボール(それぞれのボールをそれぞれが打ち、スコアのいいほうを採用)

■ 開催コースについて

キングストン・ヒース・ゴルフグラブ(Kingston Heath Golf Club)
https://www.kingstonheath.melbourne/welcome/index.mhtml

オーストラリア・メルボルンにある歴史のあるゴルフコースです。
また、総面積が50ヘクタールしかない小さいゴルフコースのようです。
20160107_kingstonheathgc.jpg
googlemapの航空写真でのキングストン・ヒース・ゴルフグラブです。狭そうなコースですね……。

スコアカードは以下のとおりです。
(公式サイトではメートル表記のため、ヤードに変換した距離も載せています)
HOLE 1 2 3 4 5 6 7 8 9 OUT  
PAR 4 4 4 4 3 4 5 4 4 36
YARDS 481 400 294 416 189 443 505 435 361 3577
METRES 440 366 269 380 173 405 462 398 330 3271
HOLE 10 11 12 13 14 15 16 17 18 IN TOTAL
PAR 3 4 5 4 5 3 4 4 4 36 72
YARDS 139 416 574 370 564 155 442 460 457 3525 7102
METRES 127 380 525 338 516 142 404 421 418 3223 6494
全長7,102yなのでそこまですごく長いコースと言うわけではなさそうですし、飛距離よりもショットの精度重視のコースのような気がします。

■ 出場選手の選出について

以下GDOの記事からの引用になります。
大会には、2016年8月1日(全米プロ終了後)の世界ランキングで異なる国を代表する上位28人が出場権を得て、パートナーを指名できる。前回大会の個人戦勝者ジェイソン・デイ(オーストラリア)は、オーストラリアの最上位選手として自動選出されることが決まっている。他国代表のエントリー締め切りは8月12日で、パートナー選出期限は8月26日まで。

WGRから抽出した現在の状況での自動選出選手一覧
NO Ctry Name WGR
1 USA Jordan Spieth 1
2 AUS Jason Day 2
3 NIR Rory McIlroy 3
4 SWE Henrik Stenson 5
5 ENG Justin Rose 7
6 ESP Sergio Garcia 12
7 RSA Branden Grace 14
8 JPN Hideki Matsuyama 15
9 IRL Shane Lowry 21
10 THA Thongchai Jaidee 27
11 GER Martin Kaymer 28
12 KOR Byeong Hun An 29
13 SCO Russell Knox 30
14 AUT Bernd Wiesberger 31
15 ARG Emiliano Grillo 32
16 FRA Victor Dubuisson 33
17 IND Anirban Lahiri 40
18 DEN Soren Kjeldsen 45
19 WAL Jamie Donaldson 46
20 NZL Danny Lee 47
21 ITA Francesco Molinari 67
22 POR Ricardo Gouveia 83
23 NED Joost Luiten 85
24 BEL Thomas Pieters 87
25 PAR Fabrizio Zanotti 118
26 CAN David Hearn 119
27 ZIM Brendon de Jonge 140
28 CHN Wu Ashun 168
※ジェイソン・デイはGDOの引用部分にもあるとおり、前回個人優勝者として自動選出済です。

自動選出された選手が自分でパートナーを決めることができるため、それぞれ誰を選ぶのかというあたりも非常に気になりますね。
単純に自分の次のランキングの選手を選ぶのか、自分に合った選手を選ぶのか。たぶん後者が多くなると思うのですが、スピースはパートナー候補がめちゃくちゃ多いですし(そして誰と相性がいいのかというのはなかなか難しいところでもある。まあリードでいいじゃんとか思うけどw)、逆にマキロイはGマックかダレン・クラークかって感じなんでしょうけどどっちもまたなんというか……って感じですしw あ、まずそもそも各国ランク最上位の選手がそのまま出場するのかっていうのが分からないですけども。
日本は松山くんでほぼ確定(大きな故障で長期離脱がない限り。本人のやる気はさておきw)ですが、松山くんが誰を選ぶかというのもまた興味があります。個人的には弱点も補えるし仲もいいし使用ボールのブランドも一緒(のはず)の寛さんが第一候補かな、と思ったりしてます。ただ、寛さんはPGAのシード権の行方と同時に日本ツアーの出場試合義務数の問題があるのでその辺で日程厳しくなりそうなら他の選手もあるのかな、と。できれば松山岩田コンビで見たいですけどね~。

というか、オリンピックのゴルフも個人戦ストロークじゃなくてこういう団体戦みたいな形にすればよかったのに……。

ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ
  • ページ
  • 1

ユーティリティ

拍手送信

拍手送信フォーム

2016年01月

- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

カテゴリー

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

ページ

  • ページが登録されていません。

リンク

新着画像

Twitter User Timeline